猫伝染性腹膜炎(FIP)は猫コロナウイルスの突然変異に起因する致死性疾患でした。 しかし近年、GS-441524 をはじめとした抗ウイルス薬の登場により、適切なプロトコルで 90%以上の高い寛解率が報告されています。
いずれの病も、初動で迅速に処置することが肝要です。重症化してからでは、本来助かるはずの命も失われるケースが少なくありません。検査を並行しつつ、FIPが疑われた時点で投薬を先行して開始することが望ましく、この早期対応こそが、寛解率99%に近づく最大の鍵となります。
非滲出性で肉芽腫性病変が主体。体内の様々な臓器に肉芽腫(炎症の塊)が形成されるタイプ。 神経症状・眼症状が出やすく、腹水・胸水は少ないか「なし」。
滲出性で腹水・胸水の貯留が目立つ。血管炎により体液が漏れ出し、 お腹や胸に水が溜まるタイプ。全身症状が顕著で進行が比較的速い。