DOSAGE CALCULATOR — 用量計算
体重から1日投与量を、すぐに算出。
病型・症状・体重を入力すると、注射剤と錠剤の推奨投与量を自動計算します。
算出値は目安であり、最終的な投与量は必ず獣医師の判断に従ってください。
DAILY DOSAGE — 1日あたりの投与量
注射剤(20mg/ml)/ 1〜15日目
2.10 ml / 日
経口錠(60mg)/ 16日目以降
1.75 錠 / 日
FULL COURSE — 治療全体の必要量・薬剤費
ドライ型・84日間プロトコルの場合
注射剤 6本 × ¥3,520 + 経口錠 138錠 × ¥930
DURING TREATMENT — 治療中に注意していただきたいこと
投与を始めたあとの、経過の見かた。
これまでの治療サポートの経験から、飼い主さまに特に知っておいていただきたい2つのポイントをまとめました。
いずれも、かかりつけの獣医師と共有していただくことを前提としたご案内です。
01
数日たっても改善が見られないとき
注射剤による投与を開始すると、早ければ即日〜数日で快方に向かうケースが大半です。
食欲が戻る、熱が下がる、動きが活発になるといった変化が、最初のサインになります。
とりわけ注意していただきたいのが、治療中に神経症状・眼症状が新たに現れた場合です。
後肢のふらつき、痙攣、旋回運動、ぶどう膜炎(眼の白濁・変色)などが見られたときは、
病型にかかわらず「神経型」として扱い、直ちに注射 0.8〜1.0 ml/kg へ増量します。
数日が経過しても改善が見られない場合も、投与量が体格や病状に対して不足している可能性があります。
いずれの場合も、増量の判断は獣医師にご相談ください。
回復してきても、減量しないでください。
神経・眼症状をともなう例では、食欲や元気が戻っても脳・眼の中でウイルスが残っていることがあります。
「見かけの回復」を理由に減量・中断すると再燃の原因になるため、
高用量を維持したまま治療を完遂してください。
02
貧血が進行しているとき
治療中に貧血が進行する場合、その原因がFIPそのものではなく、併発している別の疾患であることがあります。
この見極めができないと、治療が思うように進まない原因になります。
貧血の進行が見られる場合は、獣医師に以下の検査をご相談ください。
- ヘモプラズマ(血液寄生虫)の検査
PCR検査などで確認します。陽性の場合、抗菌薬による併行治療が必要になります。
- 免疫介在性溶血性貧血(IMHA)の検査
自己免疫が赤血球を破壊する疾患です。免疫抑制療法など、別の治療方針が必要になります。
定期的な血液検査を。
治療中はヘマトクリット値(PCV)や肝機能値の推移を追うことで、こうした変化を早期に捉えられます。
⚠ ご確認ください
本ページの内容は、これまでの治療サポートを通じて蓄積した情報の共有であり、診断・治療方針の決定を代替するものではありません。
投与量の変更、追加検査の実施、併発疾患の治療については、いずれもかかりつけの獣医師の診断と指示に従ってください。
症状の経過には個体差があり、すべての猫に同じ経過をたどることを保証するものではありません。